自宅のベッドで最期を過ごしたい! 病気があっても家で暮らしたい!在宅療養・介護のはなし

介護保険制度を利用し病気を抱えながらもご自宅で生活されている方も多くなっています。「最期は自宅のベッドで愛する人に囲まれながら逝きたい」をどうやったら実現できるか、ケアマネージャーとして訪問看護師として考えていきます。

【在宅療養】点滴療法は自宅でもできます。一般的な点滴から、ポート式中心静脈栄養法まで訪問看護では行っています。

【在宅療養】

 

病気があっても自宅に帰りたい!

家で最期を過ごしたい!

退院したい!と思っている患者さまを1日でも早く、

ご自宅で安心して過ごせるようにしたい訪問看護ケアマネージャーです!

 

昨日に引き続き、在宅療養で、病院のように医療行為を行えることを紹介します。

 

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点滴療法

 

病院、入院というと点滴や注射のイメージありませんか?

 

直接、血管に薬液や栄養を届けることができるの有効な治療方法です。

点滴にも、24時間持続して行えることが望ましいときと、
抗生物質などを一時的に30分~1時間ぐらい点滴をするときがあります。

 

ご自宅にいても、点滴は行うことができます。

 

ご自宅で点滴療法行うときは訪問看護に来てもらい、してもらうことができます。または、在宅診療の医師や医師と一緒に来た看護師が行うことがあります。

 

看護師がクリニックや病院から点滴をもらってくることもありますし、
家族や自分が薬局に薬剤をとりにいくこともあります。
また、薬局から届けてもらうこともあります。

 

訪問看護師が訪問に来た時に、点滴を開始します。

 

 

トラブルはどうする??

病院に入院しているなら、ナースコールを押すと看護師さんが来て、点滴の様子を見たり速度を調節したりしてくれます。

 

では、自宅ではどうしたらいいでしょうか?

 

訪問看護は30分~90分の訪問時間があります。

ですので、小さな点滴は訪問時間内に終わらせることが多いです。

 

 

 

では1000mlなどの量の多いものはどうするのかというと、ほとんどが器械を利用しています。

 

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こんな、点滴専用のポンプを利用します。

 

このポンプを利用するのは中心静脈栄養法で、最近では小林麻央さんも行ってた、埋め込み式のポートというルートを使用することが増えています。

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カセット式の専用の点滴ラインを利用することで、簡単にセットでき、自動的に一定量をポンプの力で体内に入れてくれますので、点滴が落ちる速度などは関係ありません。

 

また、トラブル(点滴が落ちない、詰まってしまった、点滴がなくなった、空気が入ったなど)の時はアラームで教えてくれます。また画面に表示も出ます。

 

ですので、

点滴の高さは必要なくなり、速度を気にして思うように動けないということはなくなります。

このポンプは小型で大きさは縦13㎝×横8センチぐらいのもので首から下げたりするほか
専用のベストを着てポケットに収納することもできます。

 

対処方法はマニュアルにもありますし、繰り返し入院中や訪問看護師に教えてもらって、家族や介護者でも扱えるようにします。

 

アラームが鳴って対処ができないときや、点滴が取れてしまったなど困ったときは、訪問看護ステーションに電話で連絡を取ります。

電話での対処が難しい場合などは再び訪問します。

 

 訪問看護は、家は病室、道路は病棟の廊下、ナースコールは電話と考えるといいです。訪問看護ステーションが病棟のナースステーションという風に考えるとイメージがつくと思います。

すこし範囲が広いので、訪問まで待たせることもあると思いますが、それまでの対応方法まで、看護師がアドバイスをしながらご自宅へ向かいます。

 

使用済みの針などは病院や診療所で捨ててもらいます。瓶などに集めておくといいです。針以外の点滴の管やボトルは住んでいるところのごみの分別に合わせて捨てます。

 

いずれにして自宅で点滴なんて不安だと思うことも多いと思いますが、

しっかりと医師と看護師で協力して、治療が行えるように支えています。

わからないこと、不安なことは必ず確認しましょう。看護師さんは丁寧に答えてくれますよ。

 

点滴をしながら、体をふいたり、お話をして、マッサージをしてなど、ゆっくりした時間を過ごします。病気とはちっとも関係ないガールズトークに花を咲かせることも多々あります(笑)
楽しいトークの時間は病気の苦痛を少しでも和らげることができると思います。

 

~どうか介護、自宅療養のことで悩まないで~


退院したいけど言い出せない。退院に不安がある。介護のことで困っているなど、病気とともに生活していると、様々な悩みがあると思います。


介護のこと、自宅療養のこと、病院の看護師さんとの関わりで困ったこと・・・私で答えられることは何でもお返事したいと思います。コメントお待ちしています。