自宅のベッドで最期を過ごしたい! 病気があっても家で暮らしたい!在宅療養・介護のはなし

介護保険制度を利用し病気を抱えながらもご自宅で生活されている方も多くなっています。「最期は自宅のベッドで愛する人に囲まれながら逝きたい」をどうやったら実現できるか、ケアマネージャーとして訪問看護師として考えていきます。

【訪問看護】意欲を引き出す看護 うれしかった患者様の言葉

【自宅療養・介護】

病気があっても自宅に帰りたい!

退院したい!と思っている患者様を1日でも早く、

ご自宅で安心して過ごせるようにしたい訪問看護師、ケアマネージャーです!

 

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訪問看護

 

どんな状況でも意欲があれば変われる!


今日は患者様からうれしい言葉を聞きました。
「93歳にしておかしいでしょ?最近意欲が出てきたの。100歳まで生きたい。東京オリンピックを見たいの」

寝たきり歴1年の女性から出た言葉です。

 

床ずれが完治してきたので、私はひたすらリハビリをすすめていました。

そして「なんかしてみたいこととかないですか?ちょっとしたことでもいいので、自分がこうなったらいいなあを想像してみてください」と

ちょっとコーチングのような問いかけを繰り返していました。

今日で数回目の訪問でした。

 

献身的な家族の介護も、もちろんありますが、ご本人の意欲がなければやはり長期の在宅療養は続きません。

 

 

どうやって意欲を引き出すのか

 

ご本人の意欲を引き出すために何ができるのか?

私が患者様とお話ししているときに気を付けているポイントを紹介します。

 

・会話の中でご本人の好きなこと好きなものを見つける

・現在の状況と以前の状況で少しでも良くなっていること、変化していること伝える(少し大げさなぐらいに)

・そして、それに対して自分が感じていることをつたえる。

例えば、「すごいですね。」「さすがですね。」「私だったら無理かもしれません」「本当に頑張っていますね」など。

 

こんなことを意識して、会話の中にご本人様の意欲につながるキーワードを探してます。

 

まとめ

・意欲を持たせるための看護がある

・ご本人、家族の意欲が自宅療養を可能にしている。

・それ引き出すための会話を心掛ける

誰でも認められるというのはうれしいことです。それは何歳になっても変わらないと思います。

 

 

次回は 介護をしている家族の意欲を引き出すために・・・

について書いてみようと思います。

 

では

 

 

 

~どうか介護、自宅療養のことで悩まないで~

退院したいけど言い出せない。退院に不安がある。介護のことで困っているなど、病気とともに生活していると、様々な悩みがあると思います。

~どうか介護、自宅療養のことで悩まないで~


退院したいけど言い出せない。退院に不安がある。介護のことで困っているなど、病気とともに生活していると、様々な悩みがあると思います。


介護のこと、自宅療養のこと、私で答えられることは何でもお返事したいと思います。下記へメール、またはコメントお待ちしています。

 

taeko.nishiyama@minehealthcare.co.jp