自宅のベッドで最期を過ごしたい! 病気があっても家で暮らしたい!在宅療養・介護のはなし

介護保険制度を利用し病気を抱えながらもご自宅で生活されている方も多くなっています。「最期は自宅のベッドで愛する人に囲まれながら逝きたい」をどうやったら実現できるか、ケアマネージャーとして訪問看護師として考えていきます。

【地域連携室って何?】退院して治療を受けながら生活するための準備をお手伝いする専門のスタッフがいます。

 今回は、退院するときに必要な準備を手伝ってくれる専門のスタッフについてご紹介します。

 

こんにちは

病気があっても自宅に帰りたい!

家で最期を過ごしたい!

退院したい!と思っている患者さまを1日でも早く、

ご自宅で安心して過ごせるようにしたい訪問看護ケアマネージャーの西山です!

 

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地域連携室・退院支援相談室をご存知ですか??

 

 現在、厚生労働省も力を入れているのが、病院の機能を明確化し、在院日数を短くし、医療費の増大を抑えようとしていることです。特に療養病棟の閉鎖が始まっていますので、どんどん病床数は減少し、在宅で療養していくスタイルが増えていきます。今後は在宅療養が基本となっていくのは確実です。
2025年問題と言われていますように、団塊の世代後期高齢者になると人口の30%が高齢者となり、少子化で人口は減り生産年齢人口も減少していますので、介護、医療費の増大は日本全体で大きな問題なのです。

 

というわけで、

 

病気があっても病院で療養するのではなく、自宅で、または施設(老人ホームなど)で療養することが当たり前になってくるのです。

 

病気を抱えたまま退院を勧められた時、
病気があるのに、こんな状態で家に帰れるのだろうか、
酸素が外せないけど、退院できるのか、
痛くなったり、苦しくなった時はどうしたらいいか?などの不安があると思います。

そんなときに
相談に乗ってくれるのが、病院にあるこの地域連携室在宅療養支援室などのスタッフです。

 

最近、どこの病院にも開設しているのを見かけます。
外来の受付に近いところにあることが多いです。


 

スタッフは看護師や社会福祉士

スタッフは、社会福祉士ソーシャルワーカー)の方や専属の看護師さんなどです。

 

 

医師から相談に行くように勧められるケースもあったり、
もともとケアマネージャーさんがいる方は相談が入院時にあったり、

また不安になって、家族が直接相談に来る時もあります。

 

 

また、病棟で専属の看護師が、退院に不安がある人に対してお話を聞いたり、確認しながら、相談業務を行ったりします。

 

もちろん、医師の意見や考えを聞きながら、
自宅での療養上の注意を確認します。

そして退院後の生活がどのようなものだったら安心して暮らせるのか、

病状も悪くならずに過ごせるのか…

 

必要な医療資材や医療器械の手配や

介護保険の手続き方法などもを教えてくれます。

 

もしまだケアマネージャーさんがいない方に対して、紹介をしてくれたりもします。

 

そして実際の自宅の様子を見に行く「家屋調査」を行ったりします。

 

ienikaerou.hatenablog.com

 

 

必要な情報や必要なサービス(訪問看護や在宅診療の医師、デイサービスやベッドのレンタルなど)が揃ったら退院前カンファレンスを行います。

 

 

退院前カンファレンスとは

 

 いよいよ自宅に帰りますよ。という状況で、行われることが多いですが、

特に決まりがあるわけでもありません。安心して退院するために何度も話し合いをすることもあります。

 

私は、このカンファレンスが好きです。

なぜかというと、

たくさんのスタッフが集まってその患者さんのために、

安心な在宅療養のためにと心一つにできる大事な時間だからです。

 

【参加者】

病院からは

担当医師(主治医)

看護師

連携室のスタッフ

栄養課

リハビリ担当者(理学療法士さんなど)

など。

 

在宅側からは

ケアマネージャー

在宅医(来られないことが多いかもしれませんが)

訪問看護

ヘルパーさんやその他介護保険のサービス事業者さんのスタッフなど

 

そして本人と家族 です。

 

まず病状を医師からお話ししてもらいます。

どんな在宅生活を望んでいるのか、

本人、家族の希望を確認しながら、

必要なサービスが入っているのか、

また、サービス中の注意点などを医師に確認したりします。

そして、具合が悪くなった時にどう対処するかをみんなで共有します。

 

このように丁寧に話をしたり、

確認することそのものが在宅療養に必要な熱になっていると思っています。

 

 

 在宅療養では生活が基本。

 

 

自分たちが主役ですのできちんと

不安を解消するのがとても大切です。


そのためのサポートをしてくれる

地域連携室の在宅移行支援のための専門職のサポートを十分に活用してください。

 

「悩みの解決はまず言葉にすることから」です。

 

 

~どうか介護、在宅療養のことで悩まないで~

介護のこと、自宅療養のこと、病院の看護師さんとの関わりで困ったこと、悩んでいること・・・反対に嬉しかったことお聞かせください。

私で答えられることは何でもお返事したいと思います。コメントお待ちしています。

 

 

【在宅看取り】在宅でみんなが一丸となって看取った時、笑顔になれるための関わりを紹介します。

yahooにこんな素敵な記事があったので、今日はシェアさせてください。

 

 

こんにちは

病気があっても自宅に帰りたい!

家で最期を過ごしたい!

退院したい!と思っている患者さまを1日でも早く、

ご自宅で安心して過ごせるようにしたい訪問看護師、ケアマネージャーです!

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headlines.yahoo.co.jp

 

 

今回紹介したい記事は、

 

『なんとめでたいご臨終』2017年6月26日に発売されました(小学館)を著した在宅医療の医師・小笠原文雄さんと、女優・室井滋さんの初対談がの記事です。

 

 

看護師として大切な関わりのヒントがいっぱい

 

 今回の対談記事では、患者さんとのやりとりで必要な関わりのヒントがたくさんありました。

 

 

①「後1週間で死にますよ」は笑顔になれる関係になってから話す。

 

室井さん:「あなたはあと1週間で死にます」みたいなことは、誰がどんなふうに伝えるかが、すごく重要でしょう?

 

小笠原さん:心が通っていない人、気が通っていない人が言ったら、それこそ大変なことになります。ぼくたちもいきなりは言いません。心が通って、笑顔になってから話します。

 

まず、

とにかく大切なことは信頼関係を築くということです。

 

小笠原先生は 『心が通って笑顔になれる』 という表現しています。

 

 では、心が通って笑顔になれる関係ってどうしたらできるのでしょうか?

 

小笠原先生:腹をくくって2時間ぐらい話をします。最期が近いこと、在宅での緩和ケアについても説明します。その日のうちに笑顔にするのがわれわれのモットーです。目を見て、手を握ってゆっくりと時間をかけて話す

 

腹をくくって2時間くらい話す。

 

医師が、腹をくくってというのは、いくらでも時間を使ってもいいということだと思います。

 

 


納得がいくまで、丁寧にゆっくり話す。 

 

 

 

 

これは患者さんも医師もお互いにそういうことです。

実際の医療現場で2時間の面談をしてくれるというのはすごいことです。

 

3分診療などという言葉があるように、2時間待って3分診てもらう。外来診療ではスタンダードではないでしょうか。入院の場面でも医師との面談、病状説明に2時間を取ることは稀で、ほとんどは長くとも30分程度です。

 

 

真剣に話し合う。

思いを聞く。

どんな風に過ごしていきたいのか。

今抱えている問題は何か。

どうしたらいいのか。

どんな手立てがあるのか。

この医師からは何をしてもらえるのか。

 

 

また、医師として

真剣に話し合う。

思いを聞く。

自分は何をこの患者さんにしてあげられるのか。

この患者さんがどうしたら家で最期まで過ごせるのか。

どんな手立てが必要なのか。

 

 

じっくり話し合うことでお互い思いを確認しながら、同じ方向性を向くことが信頼関係を作るということだと思います。

 

 

②ただ触れるだけではない。サインを読み取れ

また、小笠原先生は

小笠原さん:必ず握手をして、その時、人差し指を伸ばして、さりげなく脈をとります。

 

 

脈からその方の緊張を読み取り、話し方を合わせているそうです。

 

看護師は普段、血圧を測ったり、脈を測ったりする場面で、必ず患者さんに触れます。

触れることでわかること以外に、嗅覚など五感を使って状態を確認しています。この場面を使って、先生のように話し方を合わせたりするのがいいでしょう。

 

 

③ご臨終の意味は「死を見据えて自分がやりたいことをやり尽くす」

 

小笠原さん:「ご臨終」とは「終わりに臨む」、つまり生きている時、死を見つめた瞬間からだと思っているんです。それが1年であろうと2年であろうと、たとえ1か月、1日前であろうと、死を見据えて、自分がやりたいことをやり尽くすことができれば、それは「なんとめでたいご臨終」だと思います。

 

医療者であっても死について話したり、考えることはなんとも難しいし、未だタブーとされている意識があります。ですので、看取りの場面で死に向き合うのが怖いと思ってしまいがちです。しかし、この感情は看護師も人間だし、隠したりする必要はないのではないでしょうか。死を見据えて行動するその患者さんを支えるために一緒に死を見つめるスタンスでいいのです。医師は、きちんと余命を示し、看護師も加わり一緒に死を見据えている患者に寄り添う。心が寄り添ってケアに反映されるのではないでしょうか。

 

まとめ

真剣に話し合い信頼関係を築く。

触れながらサインを読み取り、活かす。

死に対する自分の思いを感じながら、死を見据える作業を一緒にしていく。

 

 

今回は関わりのヒントとして「なんとめでたいご臨終」の小笠原先生の記事をもとに考えてみました。こんな心がけで患者さんと関わると看取りのための信頼関係を築く第一歩となれるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高次脳機能障害とは? くも膜下出血の後遺症から徐々に回復が見られてきたglobeのKEIKOの歌声

私の青春時代の象徴でもあるglobe。

KEIKOさんの歌声は透き通っていて、当時の私の恋心にストレートに染み入ってきたことを覚えています。

 

KEIKOさんといえば、小室哲哉さんと2002年に結婚し、そして2011年10月にくも膜下出血で倒れ、救急搬送、緊急手術で一命を取り留めました。その後の闘病生活、リハビリ、小室哲哉さんの献身的な介護、看病により、徐々に回復が伝えられています。

 

8月15日付けのInstagramにて病後の歌声が投稿されました。

 

www.instagram.com

↑ クリックすると、歌声が聴けます。

 

 

 なんとも優しいKEIKOが存在しています。

今回は、KEIKOさんもリハビリを頑張っている高次機能障害についてお伝えします。

 

 

病気があっても自宅に帰りたい!

家で最期を過ごしたい!

退院したい!と思っている患者さまを1日でも早く、

ご自宅で安心して過ごせるようにしたい訪問看護師、ケアマネージャーです!

 

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高次脳機能障害とは

www.rehab.go.jp


 

 このサイトにわかりやすく書いてあったので、引用させていただきます。

 

 KEIKOさんのようにくも膜下出血以外にも脳梗塞脳出血脳炎、交通事故や転落、転倒による脳挫傷、脳外傷によって脳が損傷したために、知覚、学習、思考、記憶、判断などの認知過程と行為の感情や衝動を含めて精神的、認知機能に障害が生じた状態を高次脳機能障害と言います。

 

 この障害の症状は、まさに様々です。

また、時間が経ってから回復することもあります。

   徐々に回復することも、突然良くなることもありますので、脳はやはり不思議ですね。

 

症状の状態はMRIやCTなどの検査では一概にわからないところもありますが、脳のどこに障害があるかで、症状が判断できることもあります。

 

主治医の先生と密に相談しながら病状を理解していくことが求められます。

 

 

また、リハビリに関しても、様々な療法を取り入れています。

 

脳梗塞リハビリセンター|諦めない、脳梗塞・脳出血の後遺症

 

必ずこれをすると良くなりますとは言えないのが厳しいところですが、

必ず、信頼できる相談できる医師とセラピストと協力して回復を目指してほしいと思います。

 

 

回復といってもゴールが様々ですね。

 

「日常生活が送れるようになる。」

 

「会社に復帰できる。」

 

この二つの目標ではゴールイメージは大きく異なります。

 

日常生活ができるということでしたら、トイレに行ってご飯を食べて、片付けをして、寝て…などの基本的な生活動作ができるようにということですが、会社に復帰するとなると、今まで通りの仕事量は無理だとしても、社会的な利益を生み出して対価をもらうということを考えると、一定のことができるだけでは、十分な復帰とはなりません。また、社会性を持ち行動することが求められます。

 

小室哲哉さんもKEIKOさんについて「徹子の部屋」でこのように言っています。

 

「小学校高学年か中1ぐらいかですね。思春期とか反抗期前の女の子。パパと出かけると嬉しいとかそういう感じだと思います。」
出典:デイリースポーツ

 心身は健康体ですが、認知面や精神的にはそのような様子だと察することができます。

 

本当は音楽活動を再開して、ほしいと思っていることと思います。

 

発症から6年近くなりますが、まだこれからかもしれませんね。

 

 

 また、障害の状態によっては日常生活でも、目を離せないと言った状態の方もいると思います。

 

脳梗塞脳出血の場合は、40歳以上で介護保険を利用し、見守りやデイサービス、ショートステイなどのサービスを利用することができます。

 

しかし、脳挫傷といった外傷的な原因で高次脳機能障害となった場合は介護保険は利用でしません。

 

しかし、障害が固定されていれば、障害者手帳を取得し、障害者自立支援法にのっとり、各支援サービスを利用でしますので、役所に相談することをお勧めします。

 

介護や見守りも大変なことです。

また、リハビリも長期に続けていくことが必要です。

 

 どうか家族や近親者だけで抱え込まずに話をしながら、思いを吐き出しながら、少しずつ前進していってほしいです。また、そのお手伝いができる看護師でありたいと思います。

 

 

 

 

 

〜いつかglobeとして3人が一緒のステージに立ってほしい願いを込めて〜

 

 

【訪問看護】雨でも、自転車で訪問いたします!電動自転車で走り回っています。

 私は訪問看護師となって4年目で、訪問看護ステーションは2ヶ所目です。

現在は東京ですので、移動は自転車です!!

 

その前は車を利用していたので

 

自転車って疲れそう…

大丈夫かな?と不安でした。

 

 

電動自転車には乗ったことがなくて、

初めて乗った時はそれはそれはアシストのすごさに感激しました。

 

今日は訪問看護ステーションのことを少しお話しします。

 

病気があっても自宅に帰りたい!

家で最期を過ごしたい!

退院したい!と思っている患者さまを1日でも早く、

ご自宅で安心して過ごせるようにしたい訪問看護師、ケアマネージャーです!

 

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こんな坂も登れるからすごい!!

 

 

移動手段は電動自転車

 

 地域包括ケアシステムで言われているように訪問看護ステーションのサービスエリアは地域によりますが、中学校校区と言われており、半径2、3kmほどのエリアが基本です。自転車で15分以内の感じです。

意外に遠くまで行けるからすごいです。

山手線なら池袋から新宿までの4駅が含まれます。(5kmあるので)

 

以前の訪問看護ステーションは地方でしたので、車での移動でした。
ひどい時は車で片道30分といったところにも訪問していました。
ここは地域差が大きいところですね。

 

さて、その電動自転車ですが、写真にあるような結構な坂道を登ってくれます。

初め、同行してくれる先輩スタッフに連れていってもらった時はこんな坂登れないと思って自転車を降りたら、

 

「何やってるの?乗れるよ!」

 

とスイスイ登っていったことがショックでした。

 

そして、先輩の脚力の凄さにもびっくりしました。
スイスイいってしまうのですが、私がいくら同じ条件(電動自転車の充電やアシストの強さ)で必死に漕いでもそのスピードに全然追いつけないほどでした。


入職して数ヶ月、なんだか3kg近く痩せることができたのも自転車のおかげかもしれません笑


 そして

雨の日でも自転車…

 

雨の強い時でもカッパ、長靴、サンバイザーでいきます。

夏の雨だと、ベタベタしてカッパの中が蒸れるのが辛いです。

 

そして顔に水がかかると視界も悪く危ないので、サンバイザーが雨除けになります。

 

「すごい汗だけど、大丈夫?」なんて患者さんに言われるともよくあります。

さすがにエアコンがない家はほとんどないので助かります。

 

まあ、オムツ交換、清拭、着替え、シャワーやお風呂介助なんかしたら
もうそれはそれはまた汗だくなんですが…笑


だいたい、15分程度で着くので、訪問時間の15分前に身支度をして訪問バッグを持って出かけます。

 

訪問バッグの中身・・・

記録用紙、パンフレット類(リハビリの体操だったり脳トレのプリントなども)
血圧計、体温計、パルスオキシメーター、
爪切り、ニッパー、ペアン、アルコール綿、フィルム剤、テープ類、ガーゼ、駆血帯、メジャー、ペンライト、ディスポグローブ、ディスポエプロン、ゴミ袋、iPad,....

あまり多くは持って行きません。

 

必要な時は診療所から点滴や医療器械なども持って行く時もあります。

 

車の時は車椅子や入浴の椅子なども持って行きましたが、自転車なのでそういったものは業者を通して福祉用具でレンタルしたり、お試しをしてもらうのが必要です。

 

 

さて今日も雨の中、訪問に行ってきました。


汗だくでケアしてクタクタでも、患者さんや家族が笑顔でありがとうって言ってくれる。

「では、失礼します。また、来週きますね、ありがとうございました」

 

と、玄関を出て

再び自転車にまたがる。

 

 

「来週まで、元気に過ごしてほしいなぁ、来週はこれもしよう、あれもやってみよう」と

 

やって良かったと思える。いい仕事です。


 

 

【介護離職】介護のために仕事を辞めることが問題になっています。仕事を辞めないで、背負わないで介護をしてほしい。

前回、家族の介護を考えてみて、やはり仕事とか、育児や旦那の世話などとの両立が親の介護を行う上でどうして問題となると思いました。

 

そこで今回は、介護と仕事の両立のために利用したい制度とまた利用を考える上で必要なことをお伝えしたいと思います。

 

 

 

病気があっても自宅に帰りたい!

家で最期を過ごしたい!

退院したい!と思っている患者さまを1日でも早く、

ご自宅で安心して過ごせるようにしたい訪問看護師、ケアマネージャーです!

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 介護離職

介護離職という言葉をご存知ですか?

介護離職とは、家族の介護を行うために、現在行っているお仕事を退職してしまうことです。

なんと日本での介護離職者は、年間約10万人といわれています。

しかもその退職してしまう方は両親の介護のために止めることが多く、概ね4050代の方で、会社にとっても大切な人材を失うことになります。社会全体としても問題になるわけです。

離職することで収入が減るといったデメリットもありますが、どちらかというと社会との繋がりがなくなり孤立することの方が問題かもしれません。

 

 

利用できる制度とは

厚生労働省も介護離職をなくそうとしている

厚生労働省では「介護離職ゼロ」を目標に掲げ、支援に向けた法改正などをおこなっています。

 

www.mhlw.go.jp

 

また、企業によってはテレワークや在宅勤務を認めるなど、企業側が介護の支援制度を用意しているところがほとんどです。

 

育児・介護休業法を活用しよう

 

介護休業

労働者は、申し出ることにより、対象家族1人につき 通算 93 日まで、3回 を上限として、 介護休業を取得することができます。 

約3ヶ月は介護を理由に仕事を休んでも法律が守ってくれます。また、雇用保険を利用してお給料の67%はもらえます。

 

 

介護休暇

対象家族が 1人であれば 年に5日まで、2 人以上であれば年に10 日まで半日単位で取得できます。

 

介護給付金

正社員、パートの方でも雇用保険に入っている人なら、介護休業時に介護休業給付金が支払われます。介護休業開始時の賃金月額の 67 % が、介護休業開始日から最長 3 か月間支給されます。 

 

 

これは法律が認めている制度で、就業規則に記載されていなくでも申し出ることで利用できます。

また、介護状態とは介護保険で要介護認定を受けているか受けていないかは関係なく、二週間以上の常時介護を必要としている状態を示しています。

申し出をすることで取得できるのであらかじめ職場に相談する必要があります。

 

 

事業主も協力しなくてはなりません。

 

法定時間外労働の制限

1短時間勤務制度、

2フレックスタイム制度、

3時差出勤制度、

4介護サービスの費用助成

 いずれかの措置について、介護休業とは 別に利用開始から3年間で2回以 の利用が可能な措置を講じなければなりません。 

 

所定外労働の禁止

要介護状態にある対象家族を介護する労働者は、所定外労働の免除を請求することができます。1回の請求につき1月以上1年以内の期間で請求できます。介護終了までの必要なときに利用することが 可能です。 

 

 

勤務時間や勤務地の配慮について

要介護状態にある対象家族を介護する労働者が希望した場合、事業主は短時間勤務制度やフレックス制度などの措置、深夜(午後 10時から午前5時まで)労働の免除を講じなければなりません。 

また、事業主には転勤によって労働者の介護が困難になることがないように、配慮が求められています。

 

不利益取扱いの禁止

事業主は、上記の制度の申出や取得を理由として、降格や解雇などの不利益な取扱いをしてはいけません。

 

 

このように法律でも介護離職をさせないための策を講じているわけですが、実際に仕事との両立を目指している人は多くないのが現状です。

 

 

平成24年の総務省「就業構造基本調査」によると

介護をしている雇用者のうち介護休業を取得した人の割合をみるとたったの3.2%で、
ほとんどの人が利用していません。

制度を知らなかったという方が32.6%と多いので周知することも求められますね。

他にも給料が減ってしまうことや自分の仕事を任せることができる人がいないなどの意見があります。

 

介護が必要な家族がいることを職場に相談していない人もいると思いますが、中にはケアマネージャーさんにも相談していないケースもあるそうです。

(絶対、信頼できるケアマネージャさんを探して欲しいです。)

 

 

 

まず、「仕事を続けながら楽に介護をしていきたい!」

 

 

と大声でケアマネージャーさんに言いましょう。

 

自分の家族のことを他人に任せるのが不安だと感じたり、
親の面倒は自分で見ないといけないと思い込んでいることもあります。
また、本人が家族以外の介護を望まないということもあると思います。

 

それぞれの考えや思いがあるので、それを否定するわけではありません。

 

しかし、何事も自分で抱えて苦しくなることで突破口が見えないこともあるでしょう。ぜひ身近な家族や友人に話してみてください。

 

私がオススメしたいのは、
信頼できてなんでも話せるケアマネージャーさんを見つけて欲しいということです。

 

以前の記事の中で御用聞きのケアマネージャさんではダメということを話していますが、これは家族の言いなりになってはいけないということではありません。

きちんと介護サービスを利用するときは必要を見極めることが必要ということです。

 

でも本人や家族の思いを引き出せるかどうかが信頼に繋がると思っています。

 

他にも、
介護はどのくらい続くかわからないので、制度を利用しにくいという意見もあります。

確かにこの状態がいつまで続くのかはわかりませんね。


急に病状が悪くなって看取りになるケースもあれば、


510年と寝たきりに近い状態で過ごすこともあります。

 

認知症に関しては、症状を遅らせるための治療薬はありますが、

徐々に進行し、他の病気が併発して一気に介護状態になる場合もあれば、

健康体で認知症の症状が続いて徐々に老衰の経過をたどることもあります。

 

 

これに関しても、医師や看護師に病状を確認し、備えることしかできません。

病状に合わせていつ介護休業を利用して、時間を介護に使うのか考える必要があります。

その点でもケアマネージャーさんに相談して、

必要な介護サービスと介護休業の利用をどうするか決めていくのがいいと思います。

 

まとめ

・育児・介護休業法を利用して介護と仕事の両立を目指して欲しいです。厚生省もそれを目指しています。

・離職の前にきちんと会社とケアマネージャーさんに相談しましょう。

・信頼できるケアマネージャーさんが仕事か介護の両立が可能かどうか一緒に考えていきます。

 

 

 

 

 

 

【高齢化社会】2025年問題なんて言うけど、自分の親もあと5年もするとそうなるのだから人ごとではない。

高齢化社会

 

もはや、人ごとではない高齢化社会は始まっていて、自分の親もそうなりつつあるわけです。今回は、自分の親をどうやって介護していくか考えてみたいと思います。

 

病気があっても自宅に帰りたい!

家で最期を過ごしたい!

退院したい!と思っている患者さまを1日でも早く、

ご自宅で安心して過ごせるようにしたい訪問看護師、ケアマネージャーです!

 

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 高齢化社会とは

総人口に対して65歳以上の高齢者人口が占める割合を高齢化率という。世界保健機構(WHO)や国連の定義によると、高齢化率が7%を超えた社会を「高齢化社会」、14%を超えた社会を「高齢社会」、21%を超えた社会を「超高齢社会」という。日本は1970年に高齢化社会になり、1994年に高齢社会になった。2007年には21.5%となり、超高齢社会に入った。最新データである『平成23年高齢社会白書』によると、2010年10月時点の高齢化率は23.1%で、今後も日本の高齢化率は上昇傾向が続くとみられ、世界に注目されている。現在(最新2015年データ)の高齢化率は26.7%

                          超高齢社会 - gooヘルスケア

 

自分の親を介護する

 

 自分の親を介護するなんてことは、現在健康で、若々しい自分の両親を思うと、どうしても人ごとになってしまいます。

 

私の両親はもう70歳になりました。

 

 私の父は去年の夏に悪性リンパ腫と診断され、ステージⅣということで、命の危険もありました。

 

現在は抗がん剤治療も効果があり、腹腔内の腫瘍もなくなり、寛解ということでお墨付きをいただきました。

 

 抗がん剤を行なっていた時は、一日中横になっていることも多く、

貧血が強く、犬の散歩でも息切れがすごく、そんな様子を見ているのが辛かったです。

 

 

不思議なもので、看護師なのに、急に自分の家族となると尻込みして不安になったり、素人になります。

 

子供が生まれた時もそうでした。
熱が高くて不安になって夜間相談センターに電話してしまったことも何度もあります。
冷静に、看護師の頭で考えるとそこまで重症ではないし、様子を見るだけでいいわけでした。

 

ですので、

医療者の私でも不安になったり、わからなくなってしまうものですので、医療者でない方がそれを受け入れて前向きに対応できるなんてとても難しいことだと思います。

 

 

同居もしてない、近くに住んでいるわけでもない

 

 今、核家族化が進み、親と同居している世帯は本当に少ないと感じます。

訪問看護でお邪魔する患者さんも核家族、夫婦のだけの世帯がほとんどで、子供と同居している方は娘、息子が結婚していなくて両親と同居しているという家族構成が多いです。

しかし、同居しているから介護に関われるかというと、生活背景や仕事の内容などで、それぞれ違いますね。

 日中はヘルパーさんを利用しながら一人で過ごしている方もいます。

 

 

私の両親は車で2時間弱ほど離れたところに住んでいます。

 

何かあったらいくことは可能ですが、普段の生活の中で何か直接、介護に携わることは不可能ですね。

本当に、介護が終日必要になったら、同居するという選択肢を取るかもしれません。

そうした場合は今の仕事を辞めたり、介護休暇といった制度を利用して一時期休職することを選択するでしょう。

 

…現在の生活はそうしたらどうしたらいいのでしょうか。

 

子供や旦那のことをどうするのか?

私は、両親の元で生活して介護にあたり、子供たちは平日は学校もあるので、旦那に世話をお願いするとして、週末だけ戻ってくる。一週間分の料理の作り置きをしたり、溜まっている家事をする。

子供も連れて、同居してしまう。旦那は一人でもなんとかなる。など・・・

 

しかし、この介護状態がいつまで続くかにもよりますね。

 

 長期間にわたって介護が必要な状態なら、いつまでも同居しながら自分の家との往復を続けることはできないでしょう。

 

 また、完全に同居するとなると、生活そのものを変化させる必要もあり、新しい仕事や、子供たちの転校などものすごいストレスでしょう。

 

色々な選択をしなくてはいけません。

 

この時に、どんな課題があるのか、専門的な知識や病気の状態などアドバイスを受け、家族でどこをサポートするのか、病状から考えられることは何か、どんな経過が予測できるのか、などを相談することが大事ですね。

 

家族や親族だけで勝手に判断して、選択するにはストレスが大きすぎるので、注意したいです。

 

公的サービスの導入

 そこで、やはり、公的な介護保険サービスでサポートしてもらいながら、
必要なところで娘としての援助をしていくことが現実的でしょう。

 看取りなどの場面では、やはり家族の絆だったり、人生の最後をどう過ごすのか、誰にそばにいて欲しいのか、家族や親しい人との時間をどう過ごしたいのか、本人の思いを大切にしたいと思うので、家族としての関わりを重点的にしていく必要がありますね。

 

 ケアマネージャーさんはこういった場面で、同居していない家族をどうやって介護に巻き込むのか、手腕を問われます。中には家族が外国に住んでいるということもあり、連絡方法も、メールだったり最近ではLINEだったりします。

 

しかし、いろんな形がありますから、複雑だったり、仲が悪かったり、様々な家族関係で巻き込めないということもあります。

本人と相談し、どの家族に支援してもらいたいか、また相談したいかなど丁寧にお話しします。中には、病気がきっかけで、こじれていた親子関係を修復できるといった場面も聞いたことがあります。

 

いずれにしても、ケアマネージャーさんを中心にケアプランをたてる際は、同居していない、しかも近くに住んでいない家族にどんな支援をしてもらうかを織り交ぜて計画したいものです。もちろん、同居している家族、また、近くに住んでいる家族も含め、公的サービスだけでなく、家族にも負担がなく、快適に療養生活が送れるための24時間を考える必要あります。

 

まとめ

・2025年問題はもう自分の親を介護するとかもしれない、すぐそこの話です。

・同居家族のいない、独居や老夫婦の介護を考えるとき、家族関係に合わせ支援の仕方を織り交ぜて計画を立てる必要がある。

・LINEやメールを使った家族とのやりとりも行なっている。

・ケアマネージャーさんは同居していない家族を介護に巻き込む際は、家族関係や本人の意向にしっかり耳を傾け、支援の方法を考える必要がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【訪問看護】私を変えた「医師との協働」の話。現場は壮絶だけど、温かい。

訪問看護

 

訪問看護ステーションには、医師はいません。

これは病棟のナースステーションに必ずしも医者がいないのと同じです。

必要な時は医者を呼んだら、電話で相談したりしますね。

それと同じだからです。

 

でも、医者がいなくてどうやって医療を続けていくのか?

訪問看護の仕事がどんなものなのか、

よくわかりませんね。

今回は前回の続きです。

「この人と仕事がしたい」と思わせてくれた、訪問看護ステーションの管理者さんの話、「医師との協働」のことをお伝えしていきます。

 

病気があっても自宅に帰りたい!

家で最期を過ごしたい!

退院したい!と思っている患者さまを1日でも早く、

ご自宅で安心して過ごせるようにしたい訪問看護師、ケアマネージャーです!

 

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潜在看護師 訪問看護リカレント研修

 

医師との協働 訪問看護の実際における倫理的課題

訪問看護ステーションに限らず、看護師は保健師助産師看護師法に基づき、「厚生労働大臣の免許を受けて、 傷病者若しくはじよく婦(1)に対する療養上の 世話又は診療の補助を行うことを業とする者」と定められています。

診療の補助を行う点で、看護師は医師の指示のもとに行うことが義務付けられています。

 
 訪問看護ステーションも、医師の指示がないと、訪問して看護行為を行うことができません。 
 病院のように、その場ですぐに医師に診察してもらい、追加の薬や治療を行うことができません。ですので、訪問看護では、先を予測して、必要な薬が使えるように家族への指導や対応方法など確認をすることが多いです。  
 
でも、安心してください。自宅に訪問して診察をしてくれる医師がいます。
在宅療養支援病院、診療所というのがあります。
その医師と密に連絡を取り、患者さんの状態を報告し、治療の変更などを行います。
月に2回の訪問診療を基本とし、24時間体制で緊急に対応し、必要時に往診を行うことができます。
基本的に自力では外来の通院が難しい状態の方が利用しやすいように整備されています。この診療も医療保険が利用できますので、75歳以上後期高齢者医療では利用額は限度額適応で最大でも1ヶ月14000円程度です。 
 
この在宅診療医と一緒に協働していく必要があります。
主治医が基幹病院の場合もたくさんありますが、もちろんそういった病院の医師ともやり取りをしています。
基本的に電話やメール、FAXで連絡や報告をやり取りすることが多いですが、直接病院へ出向いて医師と会って話をすることもあります。
点滴や注射などの薬剤や物品はその在宅診療医や主治医の病院へもらいに行きます。また、そういった場面で直接話をしたり、相談することもあります。  

 
 

事例共有

 

がん末期の男性。70代。家に帰りたい本人と、病院にいてほしい家族でした。

家族は治療をやめて欲しくないという思いで、今後への望みを持っていました。

本人は自分の命の短さはわかっていて、家に帰りたい思いでいました。

 鎮痛薬(麻薬など)や在宅酸素などが必要な状態です。 

妻は自宅に帰ることへの不安もありました。

余命のことは説明しているが、理解できていないような発言があり、余命は3ヶ月と言っているのに、1年後の外来の予定を気にしたりいていました。  

 

 

退院する前から、訪問看護は病院へ行き退院前カンファレンスを繰り返していました。 実際に退院してきて、あまりいい状態ではありませんでした。退院から4日後に亡くなりました。 訪問看護師、また、その他のスタッフ(医師、薬剤師、ヘルパーさんなど)では

「できるだけ、家で過ごせるようにする。緊急時の対応は訪問看護がする」などと決まっていました。

しかし… 実際に呼吸が止まった場面で、一気に家族がパニックになります。

 

呼吸が止まりそうという緊急の連絡から15分後訪問看護師が到着しました。すでに呼吸はしていませんでした。微かに心臓が動いている状態でした。

 


長女「お父さんはまだ生きています。ほら心臓が動いているでしょう。やだ!お父さんこっちに戻ってきて」


妻「そうよ、諦めたらいけない。まだ心臓が動いている。急におかしくなったのだから。さっきまで話していたのに・・・」


次女「ほら、早くアレやってテレビでもあるでしょ。助けて!」 

訪問看護師は言われた通り心臓マッサージを数回行ったが、現時点で延命をするのは難しいし、本来望んでいたことではないという判断で


「お父さんが楽になったのだからゆっくりさせあげましょう」と説得しますが、応じず家族がしがみついて離れようとしない状況でした。 

 

 

 

本人は家で最期を過ごすことを望んでいたはずです。

しかし、家族が最後に、パニックになっていまい、心臓マッサージまで行った事例です。

 

 



穏やかな死とは・・・ 家族の思いをすり合わせることができませんでした。

 

 



訪問看護は退院と同時に開始していますが、十分な信頼関係を築くことができませんでした。また、医師の説明に対して、どのようにしたらいいかを家族とにしっかりと伝える、またその思いを確認していく作業ができていませんでした。

 講義をしてくださった管理者の方は、心臓マッサージまで行ってしまったことをとても悔やんでいました。 

 


穏やかに亡くなることができなかった。

 

信頼関係を作るのは時間ではない。
医師が行う説明に同席して妻や家族にどんな思いか、何を感じているのか、何が不安なのか、何を望んでいるのか?確認しておくことができなかった。

その話をされているその管理者さんは、本当に悔しそうで、本当に真剣に患者さんに向き合っていることが伝わってきました。
患者さんのエピソードを語るとき、本当に患者さんがそこにいるかのように思いが寄り添っていると思えました。

こんなに真剣に患者さんと向き合える!
こんなに一生懸命になれる看護師がいる!
こんな大変なことも一生懸命になれる!

私にとって衝撃でしたし、心が動いた瞬間でした。 

その管理者さんを頼りに就職したわけですが、「類は友を呼ぶ」とはまさにこれだと思いました。 

私が入職した時は全部で6人の小さなステーションでした。
しかし、みんなそれぞれキラキラ輝いていました。
一人も意地悪な人もいなし、みんな温かい人たちでした。
訪問看護の認定看護師もいました。 


ここで思いっきり勉強してみたい!と思って、3年。
パートから常勤になり、ケアマネージャーとしても働かせてもらった。

もちろん家庭との両立や、複雑な患者さん、終末期の看護…色々な苦労はあっても、不思議と「辞めたい」と思わなかった。 
辛くても、そこに患者さんがいると不思議と笑顔になれる。 
訪問看護はダイレクトにじっくり患者さんと関われることがいいところで、患者さんからいつもエネルギーをもらって自分が笑顔になれる。
そのエネルギーで患者さんの生活を支える。病気の苦痛から少しでも解放されるようにケアすることができるんだと思っています。    

 

 
~どうか介護、在宅療養のことで悩まないで~介護のこと、自宅療養のこと、病院の看護師さんとの関わりで困ったこと、悩んでいること・・・反対に嬉しかったことお聞かせください。私で答えられることは何でもお返事したいと思います。コメントお待ちしています。